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囚人みたいな寮生活の話⑦(終)

そんなみみすけが大人になってお仕事する漫画でーす↓

Bitly

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

このお話、ずっと漫画にしたかったのですが、私の中でずっと「体育会系のしごきに耐えられなかったヘタレな私」のエピソードとして人生の恥ずべき部分となっていました。

他の同級生はみんな耐えられたのに、私だけ耐えられなかった、

期間限定のことと教えてもらったのに、決して裕福な家庭じゃないのに無理を言って引っ越しをさせてもらったこと、恥ずかしく思っていました。

ただどうしても、今つらい思いをしてる人に逃げることは恥じゃない、逃げた過去があってもフィールドが変わればつらいことでも耐えれたりするんだよってこと知ってもらいたいと思ってSNSに投稿しました。

SNSに投稿して驚いたのは、似たような寮がたくさんあったこと…

とんでもない経験だと思っていたことが全国各地で行われていたのに驚きました。

そしてあの時、たくさんの同級生の中で逃げる選択をしたのは私一人だったのに、「私だったら同じように逃げてます!」「私もやめました!」というコメントをたくさんいただいて、私は決して恥ずかしい人間じゃないと思えました。

あの時はまだインターネットが発達していなくて今つらい状況なのを誰とも共有できなくて一人で悩んでいましたが、もしSNSがあの頃あったらまた状況は違ってきたかもと思いました。

「この状況は正しいのか?」とか「私がだめなだけかも」とか思ったらSNSを開いてみてください。

きっと同じ状況の人はたくさんいて、決して自分の能力不足ではないことがわかるかと思います。

そんなふうにSNSが活用されればいいなと思いました。

逃げたことがあっても、私は価値ある人間だし最高の生活を築いて幸せハッピーに立派に生きているぞ~!

コメント

  1. ききき より:

    体育会系部活2つ掛け持ち、今の医局も体育会系のノリですがこんな酷いこと経験してません…。これは体育会系しごきではなく陰湿な悪習です💦
    耐えられなかった恥ずべき記憶ではありませんし、悪習を断ち切った素晴らしい武勇伝だと思います!

    • みみすけ より:

      「体育会系」とこういうのって、ちょっと違うってこと最近わかってきました…
      そうだ!恥ずかしくなんかない!
      そう言っていただけてすごくうれしいです!!

  2. 七味 より:

    寮生活の話、拝読いたしました。

    私も大学生の時、少し違いますが似たようなことがありました。
    と言ってもほんの数十分で、上級生が下級生に混ざってオリエンテーションを過ごし、最後に仕込みの上級生で喧嘩を始めて最後に嘘でした〜!とするだけのイベントで、みみすけさんの出来事よりはずっと小さく可愛いものでした。
    ただ私が知らない土地で大学生になったばかりで、あまり友達作りが上手くないから目一杯頑張って話しかけていたらその人が上級生だったうえ「可愛かったよ」と言われて勝手に裏切られた気分になって、かなり苦手な『目の前での喧嘩』を見せられただけです。それでも弱い私は寂しさも相まってポッキリ行って3日泣きました。

    今でも悔しく思うのが、私はその悪習に違を唱えることができなかったことです。学科単位の話だったので保身に走ったのと(関係なくぼっちにはなりましたが…)、『みんな笑ってたから私が特別弱かっただけだったんだ』と思って、後輩にそのことを伝えられませんでした。

    長々とすみません。
    つまり私が言いたいのは、みみすけさんの行動をとても尊敬します、ということです。しかもあんな悪習が全国にあることに驚きました。みんな仲間や……。
    私が何もできなかったことは変わらないし、あのイベントがどうなったかはわからないけど、みみすけさんの力でひとつの悪習がなくなったことを喜ばしく思っています。

    お辛い経験だったと思いますし、公開にも勇気が必要だったと思います。こうして発信してくださり、勝手に慰めていただきました。本当にありがとうございました。ご多幸をお祈りしております。

    • みみすけ より:

      「可愛かったよ」!?
      もうマウントの匂いしかしないし一生懸命話してることを冷やかすのだいきらいー!
      目の前の喧嘩ってほんと気分悪いですよね!自分がまきこまれていないからいいってもんじゃないです!
      私こそ、七味さんのコメントで「あの時異を唱えてなかった同級生たち全員が私が辞めるのをあざ笑ってたわけじゃない!」と思えて救われた気持ちになりました。
      きっとあの時だって違和感感じたのは私ひとりじゃなかったはず…
      コメントありがとうございます!

  3. ちはる より:

    一年後、新入生に対して私も同じことをするのかと思ったらゾッとしますね。みみすけさんの感覚、間違ってないと思います。
    100歩譲って、自分がうけた事は許せても、未来の後輩達にする事は自分の心が許せないんじゃないでしょうか。
    やめて正解ですし、それは逃げではなく、NO!を相手に突きつけただけです。
    これを面白いと思う人たちと生活を共にしていたら汚染されてしまいます。
    きちんと否定できたみみすけさんは立派だと思いました。

    • みみすけ より:

      立派だなんて!ありがとうございます
      これを面白いと思う人たちとは二度と分かり合えないと思ってしまいました…
      辞めたことで大学側にも伝えられたし、賃貸での一人暮らしは楽しかったし(笑)結果よかったと今では思います

  4. よしの より:

    寮の話、読んで胸が苦しくなりました。
    みみすけさんが退寮できて本当によかったと感じると共に、人を怖がらせたり傷つけることを娯楽とする人間が少なからずいること、それもいわゆる「普通の人」であるのが怖かったです。
    私は二男児の母親やってますが、子たちが同じようなことになったら即逃げさせようと強く思いました。
    お辛い経験を読みやすく作品にしていただきありがとうございました。
    無意味な暴力がこの世からなくなりますように…

    • みみすけ より:

      よしのさんコメントありがとうございます!
      おっしゃる通り、私も、あれが楽しいと思う人たちって善良な、優しくて楽しい人たちだったのが衝撃的でした。
      親になった今、親目線でこういうの心配になりますよね…
      子供に「いつでも助けてくれる人」と認識してもらえるよう信頼関係を積まねば…と思っております

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